研究紹介
多様化・高度化するご要望にお答えするために
撹拌技術研究所では、撹拌に関連する諸事項の基礎研究から応用研究並びに、製品に結びつく新技術開発を行ってい
ます。又、撹拌槽内の流動解析では、世界的にも優れた独
自の実験解析手法、解析装置群を構築しています。
撹拌技術研究所組織
分級研究チーム
近年、研究所から独立した分級事業部と共に活動し、主に受託分級評価テストを実施します。その他に新製品の開発の為の実験・検証も行い、製品の性能評価・品質評価も担います。
受託培養チーム
近年、細胞製品は再生医療分野のみならず製薬・食品業界でも注目されています。受託培養Tではこれまでに培ったサタケの攪拌技術をベースにしてお客様の要望に応えるべく、細胞種・用途にかかわらず、様々な受託培養試験を実施しております。
応用研究チーム
撹拌機は様々な分野で使用されていますが、高度化するお客様のニーズにお応えする為の新しい装置やシステムの研究・開発をおこなうのが主な仕事です。流体解析技術を駆使して撹拌状態や撹拌作用を把握し、流体工学的見地に基づいた効率的な撹拌翼の開発や最適な運転条件、実機スケールアップへの展開などについて撹拌技術によるソリューションをご提供しています。
撹拌性能の向上や省エネルギー化を図り、お客様の目的を満足させる撹拌機づくりに、日々取り組んでいます。
数値計算チーム
撹拌装置の性能検証や、スケールアップの検討を目的として、CFD(Computer Fluid Dynamics:数値流体力学)による流体運動の解析に取り組んでいます。
また、構造解析や、FSI(Fluid Structure Interaction:流体構造連成解析)も必要に応じて検討し、流体が構造に及ぼす影響を多角的に評価できる環境を整えています。
近年では、お客様の保有する撹拌設備の評価に関するニーズが高まっており、受託計算の側面からも、そのご要望にお応えします。