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ρ·u·ℓnMT=MTN⁵d=pNcgP³d=dqNdqμμ·3···n1μ·³nρρ·n·d²NRe=NReここではインペラについて理解していただくため、またインペラ選定の参考としていただくため、インペラの基礎知識、選定の基本、吐出性能別分類、各インペラの形状・フローパターンについて記載しています。詳細につきましては当社までお問い合わせください。インペラの選定方法撹拌レイノルズ数と流動状態撹拌翼形状と撹拌作用Re=NRe=ρ·n·d2インペラとは、一般の撹拌操作で用いられる回転式撹拌翼の総称です。撹拌操作そのものは、多くの産業分野で使用されていますが、系統だった研究開発がなされるようになったのは近年のことです。その形状やインペラ径は、撹拌目的、操作条件を前提に回転数と同時に検討され、決定されるものです。それは、撹拌槽内の流動状態が撹拌レイノルズ数(NRe)に影響されるためであり、レイノルズ数自体に決定すべき、さまざまなファクターを含むためです。レイノルズ数とは、流体の流動状態を知るための指標となり、一般に流体の密度ρ[kg/m3]、粘度μ[Pa・s]と、その系の代表長さℓ[m]、代表速度u[m/sec]により次式で定義されています。撹拌の場合には、系の代表長さをインペラ径d[m]、代表速度をインペラ周速n・d[m/sec]を用いて次式で表します。[—][—]撹拌レイノルズ数NReとインペラ形状がわかれば槽内の大まかな流動状態を知ることができます。これらのことにより、単に高粘度・低粘度と選定基準にするのではなく、インペラ回転数、インペラ径、槽の寸法等の諸条件を踏まえて総合的に判断することが重要です。撹拌装置の構成要素の中で最も重要な部分を占める撹拌翼は、駆動源から回転運動の機械的エネルギーを与えられることにより2つの大きな仕事をしています。(1)撹拌槽内の液全体を流動させる液循環作用と、(2)局所的な混合を達成させる速度勾配による剪断作用です。プロペラ翼は、船舶の推進機や航空機の翼から転用され研究したもので、羽根の背面に生ずる流れの剥離を極力防止させ、効率良く吐出流を集中させて軸流とさせています。一方、フラットパドル翼やフラットタービン翼は羽根板の縁に生ずる剥離渦や背面の剥離流による圧力や剪断の割合の大きい撹拌翼です。但し、最近の研究では流場を利用した(a)層流  局部的流動(a) Laminar flow(c)過渡状態(c) Transient state(b)層流  上下循環発生(b) Laminar flowLocal fluidizationVertical circulation(d1)邪魔板付き  上下循環が主(d1) BaffledMainly vertical circulation(a・b)リボン翼の場合   強制混合形成(a, b) Ribbon bladesForced mixing停滞部Stagnation zone層流部Laminar zone乱流部Turbulence zone(d2)邪魔板なし  旋回流が主(d2) Non-baffledMainly swirls103102100.1(a)(擬塑性液)(Quasi-plasticliquid)Np-NReNqd-NRe邪魔板つき Baffled邪魔板なし Non-baffled10102103NTM-NReNTM-NRe曲線 NTM-NRe curve混合特性 Mixing characteristics(b)(c)Np-NRe動力特性 Drive characteristics(パドル形)(Paddle type)Np-NRe曲線 Np-NRe curve(タービン形)(Turbine type)Nqd-NRe曲線Nqd-NRe curve(吐出特性)Discharge characteristics104105106(d)The following pages contain important references for understanding impellers including basic knowledge about impellers and their selection, classification by discharge performance, their shapes and flow patterns. Please contact Satake for additional information.Reynolds number of mixing and fluidic conditionsインペラの基礎知識Basic Knowledge about Imp

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